産後ママによくあるトラブル『便秘』
便秘になる原因は様々ありますが、産後ママの便秘の一因としてあげられるのが「腹筋の働きが弱い」ことと「自律神経の乱れ」です。
妊娠中は胎児の成長に伴って子宮が大きくなっていくため、腹筋も大きく引き伸ばされます。
要は常に過剰にストレッチされているような状態なのですが、筋肉は一定以上に伸ばされると張力(縮む力)を失うという特徴があります。
この状態が産後すぐに元に戻るかというとそうではなくて、産後しばらくは腹筋に力が入れにくい状態が続きます。
腹筋が働きにくいと腹圧をかけにくくなるため腸の動きが悪くなることが考えられます。
また、産後は夜泣きの対応や授乳など様々な理由で生活習慣が乱れます。
それにより体内のリズムも乱れてくるため、自律神経が理想的なリズムで働きににくなる、いわゆる「自律神経が乱れる」状態となります。
この状態だと腸の動きが不十分なものとなるため、便秘へとつながります。
〜ケアの方法〜
腹筋を鍛えることも大切ですが、出産直後は無理をせず、腸内環境を整える食事、例えば味噌やヨーグルトなど発酵食品を食べたり消化に良いものを食べることを意識してください。
〜当院での対応〜
当院では、微弱な電流を使って自律神経の働きを整えることで内臓の動きを良くし、排便効率が上がるよう図ります。
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